若い頃からファッション含め今の流行といった事柄に関心が薄く本屋さん雑誌コーナーもなんだかニガテで居場所に憚られる。よって、雑誌のちら見は図書館がてらおこなう。このあいだ図書館で立ち読んだ雑誌の中で目にしたあるコラムが目に留まって急いで走り書いた。何かのキャッチフレーズなのか、誰が書いたものか記載がなかった。雑誌は2006年くらいのサライ。だったと思ふ。
ふと出逢ったり目にしたり聴いたりした対象に一瞬で心奪われ離れなくなることってあるよなあ。

「機会があればではなく 機会はつくるもの。逢えば口にしなくても
 自分にとって君は大切と自然に伝わる」
と言った人がいる。
それは、わたしが旅先から 或いは季節の節目に便りを出す思いに似ている。
急かされて過ぎていく日常に 君との再会は心を癒す。私が送った便りで
元気を出してもらえたらいい。私も君を大切に思っていることが伝わるといい。
時間の経過がお互いのそういう思いを積み重ねていくとすれば
歳が増えていくことも そんなに悪くない。