美しい夕焼けと対面できてラッキーだった。そうそう、どんなこともラッキーだったと思える見方に気付きさえすればいい。本当にラッキーだったと思えてくるのが不思議。

夕焼けが一番明るく光輝いて見えたのは比叡山に沈むほんの一瞬、1分ほどの間だった。ぱあっと輝いたかと思うとどんどん欠けながら山に沈み、あっというまに姿を消した。もう少しゆっくりかと思ってた。夕焼け写真撮るの久しぶり。まぶしい光の後のオレンジの広がりも格別だった。そのうち緑が混ざり、青緑、それがなれ合う感じで深くなる。このなれ合った群青の美しさにしみじみとした。光り輝く美しさは一瞬、他はもう少しゆっくり変化が進む。どんなことも感情もそれぞれのペースで変わっていくし、そのありのままの形や記憶がずっと同じまま残ることもないのだななどと