こないだ読んでいた『死神の精度』最終章の科白の中に「人間は眩しい時と笑った時と似たような顔になるんだな」「そうだね。意味合いも似てるかも。---ほんと眩しいね」という死神と老女の会話がすごく好きになったのだけれど、その一節が語られていた情景にぴったりな美しい青空の朝だった。
京都の桜見頃は来週みたいねとtwitterから情報入手したのでそれまで待つことにし、自転車で光合成がてら少し走りに出かけることにした。自転車乗るの昨秋ぶりじゃないか。そういやこの自転車も10歳を越えたんだなあ。初夏の頃に宝ケ池から道に迷い3時間かけて1号線を帰ってきたのが懐かしい。

新しい道が出来ていて向こうに見えるのが草津駅近辺ですわね。あの辺まで自転車で20分くらい。用もないし行き先も決めてないけど気持ちいいのでぐんぐんこぐ。
→方向に視線を移すとこんな風景がひろがりんぐ。

…てかどんだけ田舎、人ひとり写ってないじゃんか。ということに気づいた今。
天気がいいから気持ちいいからただ乗りたいからって理由だけで自転車走らせるのは純粋に楽しい。風が本当に心地よかった。