美しい人とalpha maleはどちらも他者を必要とするが、その成り立ちが違う。


美というものは他者に見られることを前提とするが、その「他者」はどんどん遠方に退いていって、ついには「神」となることもできる。

私たちは、仮想の「神の視点」を内在化して、自らを律することができる。孤独な道を歩んで美しくなることもできる。

一方、alpha maleは、絶対的に他者を必要とする。権力者は、もっとも他人依存的である。
この世に一人しかいないのに、威張り散らしているというのはナンセンスである。

孤独を愛する人は、名誉や地位ではなく、「美しさ」こそを自らの心の友とすべきであろう。

空と私がつながっている

「孤独をお守りのように大切にしよう」とかそんな意味合いの一節を思い出した。どこで見聞きしたのか思い出せない、立ち読みした本だか誰かの歌詞だっけ。たぶんその時の自分に落ちたんだと思う。
それまで意識にまったくなかったのに不意になにかのきっかけでつながって思い出す場面とか言葉は、自分を振り返りなさいという忠告である気がした。