友人知人と折に触れて出会ったりお話するにつけ、仕事って何かなー働くことってどういうことかなーと考えていた。そこに思う気持ちは本当に人それぞれだ。そりゃそーだ。
迷って悩んでひたすら試すしかなくて、それでも自分が思う通り大切と思う道を自由選択できるという狭間に救われる。こうしたいああしたいという感情の次に自分はこうありたいというのがあって、それを携えて進んでいるなあ。
まあわたしはキャリアと呼ばれるようなものは持ってないけど、今までの道すがらを捉えてこの先をじっくりを考えてみたい時 ナラティヴアプローチは結構有効かも。バラバラだった点を結んでバラバラに思えてた自分をひとつの形に統合するというかな。
前読んだ 野口裕二さんの本の一節を思いだした。

「自分はいままで、何に悩み、何によろこんできたのか。
何に傷つき、何に感動してきたのか。
誰と出会い、誰と別れてきたのか。
何を手に入れ、何を失ってきたのか」
そうした自分にとってかけがえのない経験を綴ったひとつの物語こそが、
ほかならぬ私らしさを構成する核心的な要素となるはずである。

ナラティヴの臨床社会学

ナラティヴの臨床社会学